ニュース&イベントレポート◆◆  
 

 
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合気道日本館総本部講習会報告
■2015年度日本館総本部30日間長期講習会 
■伝統岩間流神信合気修練会 講習会
  ステファニー ヤップ先生 日本館総本部指導
■合気道小林道場  小林保雄総師範デンバー御滞在
■本間館長 ネパール陸軍軍用犬訓練基地訪問
■「伝統とルーツ」初心者クラス 受講生増加

亜範日本館総本部海外活動報告
■ネパール大地震 亜範支援活動ドキュメント
■ネパール陸軍軍用犬部隊に道場用マット50枚寄贈
■ネパールダウンシンドロノーム協会に道場用マット50枚寄贈
■本間館長、タイ、ベトナム訪問 
■本間館長  合気道貢献者を偲ぶ会出席 

日本館総本部米国内活動報告
■交流使節日本館訪問
■Dr.ミノル安井 Inn of court 定例パーティー
■24年続く春の勤労奉仕
■路上生活者食事支援

各国亜範日本館コーデネイターからの活動報告
■亜範日本館ネパールレインジャーより
■トルコ イズミル亜範日本館より
■亜範日本館タイ(ビレイハウス)より
■亜範日本館ミンドナオ フィリピン

総本部ニュース
■日本文化課外授業、小中学校日本館訪問
■円心空手一行

内弟子ニュース

編集部より






合気道日本館総本部講習会報告
2015年度日本館総本部30日間長期講習会
  平成27年7月31日〜8月31日 


平成27年度夏の講習会が総本部で開かれました。恒例となったこの講習会の大きな特徴は30日間行なわれる事で、高額な費用を払ってバケーションを兼ねた合宿形式の講習会ではなく、通常の稽古日程(一日2,3クラス)の一クラスを講習会クラスとし本間館長が指導するものです。夏の限られた時期に講習会に参加できない生徒には幅広い参加選択が可能であり、海外指導や亜範活動で日本館指導部に指導を任せる事の多い本間館長も期間中は一緒に稽古をしました。

毎日大勢の参加者があり稽古に熱が入る
 
 この長期講習会には同時に内弟子の集中稽古があり、世界中からの申し込みの中から選ばれた10名が一日6−7時間の稽古をして30日間を過します。若い元気な内弟子たちが一般参加者と稽古をし大変に活気ある夏の30日間となりました。
 講習会参加費用は50ドルで、全講習費と個人寄付金合計7千200ドルは全額、ネパールWWYプロジェクトに寄付されました。


中央、指導する内弟子トレーナー マイケル.バレラ先生


一日の厳しい稽古を終えて、反省会はスマイルで

稽古後の楽しみはこれ


内弟子トレーニング2015年の記録ビデオはこちらをご覧下さい。

 

                            
日本館 事務局




伝統岩間流神信合気修練会 講習会
  ステファニー ヤップ先生 日本館総本部指導
  平成27年8月14日〜16日



ヤップ先生と2015年日本館夏期内弟子の皆さん

2015年日本館総本部30日間長期講習会のゲスト指導員として伝統岩間流神信合気修練会(会長 斉藤仁平http://www.iwamaaikido.com/)の米国公認指導員であるステファニー ヤップ7段(http://www.aikidosouthflorida.com/)が斉藤仁平会長御承諾のもと3日間の講習会を行いました。
 この講習会は本間日本館館長の強い希望によるもので「彼女は岩間で故斉藤守弘9段に最も長く内弟子をした米国人女性合気道家であり、守弘師範が亡くなられたあと合気会から独立したご子息仁平会長の伝統岩間流神信合気修練会に残留し、守弘師範の遺志を受け継いで世界中で活躍している指導者であり、自己の昇進と栄達を考え四散した旧守弘門下生の中にあって、武士は二君を持たずの諺に匹敵する人物であり合気道指導者としてのみならず人間として多いに尊敬している」との本間館長の推薦の言葉がありました。


水を撒くだけで一時間

素振り指導のヤップ先生

ヤップ先生の講習会は迫力ある指導で評判であり、日本館総本部での講習会も期待通りの素晴しい3日間となりました。とくに武器稽古は炎天下の駐車場に一時間前から水を撒いての稽古。ヤップ先生ご苦労様でした。

 なお、故斉藤守弘師範(合気会合気道9段)はご存命のおり3度の日本館総本部講習会を指導、ご子息仁平会長は二度の日本館総本部指導、メキシコ、ブラジル、ミヤンマーを本間館長と同行、講習会指導をしています。またヤップ先生は
3度の日本館総本部講習会、メキシコ、ブラジル、韓国、モンゴルなど本間館長と同行し指導に当たっています。
 合気道日本館総本部は無所属の独立道場ですが、故斉藤守弘師範、仁平会長は「日本館発展における義理のある指導者とそのご家族」であり、仁平会長と本間館長は深い信頼関係にあります。
 最近コロラド州内において故斉藤師範や伝統岩間流の名称や映像を無断で使用し、あたかも斉藤家との関りをイメージさせる道場広告をしている者がいるが、斉藤家および日本館総本部とは一切関わり無いのでご注意下さい。
                           
日本館 事務局





合気道小林道場  小林保雄総師範デンバー御滞在 
  平成27年6月1日〜3日



ご指導中の小林道場総師範 小林保雄先生
     初心者の受身を自ら取っての指導は我々後を追う指導者にとって貴重なメッセージである。

米国ネブラスカ州オマハでの講習会指導のため米国を訪問された「合気会合気道小林道場」 小林保雄総師範(www.kobayashi-dojo.com/ )が日本館総本部を訪問されました。     
 現在、東京成田、デンバー間には直行便があり、その乗り継ぎと休養の為の滞在でした。小林総師範は私が岩間の内弟子で東京本部に開祖のお供で行った時に御世話いただいた、開祖御存命中の本部道場指導部師範であり、合気道界にとって合気会合気道や合気会から独立した様々な合気道団体の歴史を知る大変に貴重な証言者のお一人です。2008年10月にはデンバー日本館総本部で講習会指導のほか、私を同行してイランでの講習会など多くのご縁を戴いています。現在も若手日本人合気道家を日本館総本部内弟子として紹介して戴いております。


初対面の門下生を自由自在に「受け」として引き出し、
自由自在にあしらう「妙技」は長い経験を裏付ける。

なんと合計227歳、(中央 小林総師範)

日本館の稽古を見学していた小林総師範は「コンデション調整」を希望され、日本館の通常稽古を特別指導して下さいました。合気道界の長老であり歴史を知る証言者である小林総師範の「飛び込み稽古」に道場生は大感激。1時間20分余り日本館門下生相手に稽古をされ、その間総師範自ら幾度も受身を取られ79歳とは信じがたいお元気な姿と、笑いの中にもタイミングの良い指導に拍手の鳴り止まない素晴しいひと時となりました。総師範の日本館訪問は私にとっても大変光栄な事であり、いつまでも御元気で今後益々のご活躍をお祈りいたします。この度は誠に有り難うございました。

記録映像「小林総師範デンバー訪問2015」をご欄下さい。

 

また「お元気すぎる総師範」のお供をされた小林道場指導員、笠原祐二先生、ご苦労様でした。


小林総師範からネパール義援金を預かる本間館長



稽古後の小林総師範(手前)

ネパールからの帰途、
東京でネパールレインジャー部隊からの感謝の盾を届ける。
中央小林総師範、向かって左 小林弘明道場長

またこの度は、合気道小林道場門下生一同様より「ネパール地震義援金」として67万7500円を御預かりいたしました。(その後も寄付が届いていますが後日集計発表します)この義援金は亜範日本館とネパール陸軍レインジャー部隊員有志が立ち上げたWWY(We’re With You)プロジェクトの寄金として有効利用されます。今後随時活動状況を報告させて戴きます。

「ネパール地震2015年ドキュメント」をご欄下さい。ドキュメントは6月末までのものです。

 

                     
亜範日本館 館長 本間学




■本間館長 ネパール陸軍軍用犬訓練基地訪問
  平成27年6月25日
 


K-1部隊の隊員たちと

今年3度目のネパール訪問をした本間館長は亜範日本館地震災害対応の支援活動指揮と通常稽古指導としてネパール陸軍軍用犬訓練部隊(K−1部隊)を訪問しました。K-1部隊は今年の地震で救助活動で人命救助に大きな功績を挙げました。


砂上で演武をする女性兵士

K-1部隊では主に女子隊員が稽古をしています。この日の訪問ではすでに合気道訓練を行なっている隊員の演武、軍用犬の訓練デモなどを視察しました。現在訓練は外の砂地で行なわれていますが、雨期に供え屋内訓練場に移る必要があり、本間館長から稽古用マットの寄贈申し入れがありました。
                            
報告 グルン准尉

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■「伝統とルーツ」初心者クラス 受講生増加 
  平成27年6月8月
 


初心者クラス

今年に入り初心者クラスの受講者が大幅増加、初心者クラス終了後の一般門下生も増えています。
 大きな理由はなんと云っても受講費を本年から半額にした事にあったようです。それでは「安いから始めた?」そうでは有りません。初心者クラスも中盤になった頃、稽古後に皆で会食をします。そのとき話題となったある生徒からの発言が他の生徒たちからも賛同をえました。
 「日本館HPを開いて、日本館が合気道だけではなく様々な活動を世界中で展開し経費も掛かるなかで、受講料を上げるのが普通なのに半額にしたと言う事に疑問を持ったが、反面それを支える事が出来るしっかりとした組織力、経済力が存在し、指導哲学や日本武道文化のしっかりしたルーツを実践している場所だと思った」大変にありがたいコレクトな評価です。この事に関する日本館創設者の本間館長のコラムがあります。
ぜひお読み下さい。

■「爺さんはもういらん」 開祖の残した言葉

■米櫃(こめびつ)の心配をして合気の指導はしてはいけない
   ***開祖の残した言葉***



丁寧な指導


前受身指導


先輩生とのマンツーマン





亜範日本館総本部海外活動報告
ネパール大地震 亜範支援活動ドキュメント



2015年4月25日正午前にカトマンズ近郊で発生したM7.8の地震は、8千5百人以上の死者2万人を越える負傷者、多くの家屋、とくに歴史的建造物に壊滅的な被害を及ぼしました。亡くなられた多くの方々に心から哀悼の意を捧げます。
 ネパール陸軍レンジャー部隊合気道指導者養成部隊の師範である亜範日本館総本部の本間館長は、ネパール国内通信網が不自由となったなか、発生数時間後から衛星による国際通話によって送られてくるネパールレインジャー隊員からの情報やCNNなどの国際報道機関の現場情報の相互伝達支援を行いました。
 レインジャー基地内にある亜範日本館トレーニングセンター(ANTC)は、地震発生時、近隣住民400人余りの避難所として解放されました。


道場集辺で避難生活の人々

掲載されているドキュメント報告は地震発生からの現地報告と実際に現地で指揮活動をした本間日本館館長からのものです。また、現地からの報告者は合気道稽古歴8年(一日5時間以上の稽古)日本館合気道3段であり、2014年にはネパール陸軍派遣により米国デンバー日本館総本部で内弟子修行を終え、レインジャー部隊に籍を置いて活躍するダン.グルン准尉です。グルン准尉は国連PKO部隊員として数カ国に派遣され任地においても日本館合気道を指導しました。現在はレインジャー部隊員有志で構成されるレインジャー亜範のコーデネイターでもあります。


震源地域救援本部に入るグルン准尉と本間館長

指導中のグルン准尉


 亜範日本館総本部の地震発生時からの活動ドキュメント

●4月25日 ( 発生 )


発生2日後のカトマンズ市内

地震発生を知り情報を収集、支援準備に取り掛かる。
本間館長、支援要請のあった支援物品を調達をはじめる。
                             
本部事務局

●4月29日 (発生4日)  カトマンズに支援物資届けるため米国出発


余震に怯える山岳部孤立被災者の救助に当たるレインジャー隊員

29日米国を出発、日本やタイで支援物資を購入手配、タイでネパール入国のために待機。
                                                           
本部事務局
●5月4日  (発生14日) レインジャー基地到着


レインジャー基地より被災地に向かう本間館長

 200キロ余りの、工事用マスク、軍手、ゴム手袋、下痢止め薬、抗生物質塗り薬、鎮痛剤、ブルーシート、テントなど支援物資や支援金を直接、 レインジャー部隊亜範有志に届ける。
地震の被害にあったのは軍隊基地も同様であり、地震発生翌日に調整のないまま世界から駆けつけた緊急支援隊などに対応や手配などが遅れた事を非難する海外のマスコミがあったが、ネパール軍は発生と同時に行動を開始し、不眠不休の救助活動を行っていた。むしろ混乱する状態のなか事前調整などは不可能であり、救助隊派遣を競い、到着後に被災者である軍隊や政府に依存しての活動こそ混乱を招く結果を招いた。またある派遣国の者は山中の被災地で現地民から略奪行為をした者さえおりその警備に軍が駆けつける不祥事を起こした。
 レインジャー隊員によると、山中の被災地救援に向かった部隊は二日間、 ビスケットとドライインスタントラーメンを食べながら進んだとの事。通り過ぎる部落の被災者から食料を乞われて分け与え自分たちの食料が不足したとの事。彼らの名誉の為にも此処に書き記す。
 私は軍看護師や亜範現地スタッフと被災農家などを支援物資を手渡すため訪れたが、被災民は不安の中にあっても極めて冷静で互に助け合い、復興に当たっていた。余震を恐れ、外に竹などを柱としビニールで囲った仮設を作りそこで生活をしていたが、支援物資を手渡している時に偶然にも山羊が二頭の小山羊を出産、被災者たちの明るい声が響いた。

「破壊の後に産まれた命」

 

 ネパールの復興は長期にわたる事は確実で亜範日本館はレインジャー亜範有志と供に今後の支援活動計画などを話し合った。支援物資購入手配など日本、タイの現地亜範スタッフが連携して活躍してくれた事に感謝いたします。
                     
米国亜範日本館
館長 本間学 記
5月15日(発生20日)  ネパール地震 支援金配布

義援金配布

 先月、ネパール震災支援調査に訪れた本間館長からの支援金を、家族の犠牲者や実家の崩壊などの被害もかえりみす、救助活動任務に就いたネパールレインジャー部隊合気道指導者候補部隊の隊員に支給しました。支給した隊員は32名でした。
 現在、救援活動から基地に戻っていない被災隊員もおり、随時支給したいと思います。部隊員一同、本間館長に篤く感謝申し上げます。
 
グルン准尉 報告
5月22日(発生28日) 飲料水浄化設備設置工事着工

始った浄水工事 

 本来、基地内隊員用の飲料水しか確保できなかった基地内に多くの避難民が押し寄せ飲料水が不足、現在ある井戸水を飲料水に浄化する設備工事を本間館長の個人支援で着工しました。完成後は常時2千人分の飲料水が提供可能となります。6月30日完成する予定です。
                              
グルン准尉 報告
5月28日 (発生34日)  ネパール地震 被災児童の支援検討 


震災から一ヶ月が過ぎて救助活動から復興活動に移行た。ただし六月は雨期に入るため、山間部では緩んだ土地での土砂崩れが予想され、緊急を要する事態の発生はまだ予想される。
 今回の震災で多くの尊い人命を失いましたが、緊急支援で参加された米軍の方々が不慮のヘリコプター事故で亡くなられた事は言葉では言い尽くせない無念を感じ、深くご冥福をお祈りするものです。


現在一時基地に帰還している合気道指導者部隊員が勤務の合間に交代で被災した子供達に合気道を指導している。子供たちの多くはこの震災で精神的に大きなショックを体験しており、「強い兵隊さん」がその後遺症と不安を解消すると判断したためである。多くの部隊員は家族と離れ基地内で生活しており、それぞれの家族の心配もあるなか「助け合い」の精神を掲げて、我が子のように指導しているのには心を打たれる。
 これらの活動は合気道指導部隊有志による個人的なボランティア活動で行なわれているが、今後新たなプロジェクトを立ち上げてレインジャー有志の集まりによる民間支援活動を亜範日本館総本部と緊急に検討して行動に移したいと思う。
                          
グルン准尉 報告
6月24日  (発生59日)本間館長震災後二度目の訪問

第二次支援物資を届けて

日本館総本部からマスク1千枚、軍手500、マキタ製エンジンコンクリートカッター、ロックヘルメット53個が支援物資として届けた。


届けた支援物資を前に

届けられた装備品で復興作業の隊員

本間館長報告
6月25日(発生60日)  被災民1200名に食事支援

レインジャー基地には地震発生後8千人以上の避難民で溢れ6月末現在でも2千名近くの方々が基地内で避難生活を送っている。亜範日本館総本部、レインジャー亜範賛同隊員が中心となって1200名分の食事が支援された。また混乱のなか食料などに困窮しながらも一般市民優先で極めて厳しい条件で救助活動に従事した部隊員にも特別食を支給した。







隊員たちは不眠不休で救援活動をした

若い兵隊たちに玉ねぎの切り方を教える

本間館長報告
6月26日 (発生61日)WWYプロジェクト 発足、起動



オープニング式でネパール国歌を斉唱する子供たち

本間館長が震災後二度目の訪問。震災を体験した子供や支援の盲点となる弱者を対象にした支援活動として亜範日本館総本部とネパール陸軍レインジャー部隊有志によるプロジェクト「WWY We’re With You project」を立ち上げ、その発足式がカトマンズ市内のレインジャー部隊基地で行なわれた。
 WWYユースプロジェクトの最大の目的は他の途上国での自然災害地で見られる「支援漬け」「支援中毒」といわれる、大量の物的支援によって以前の生活様式が変り「生産、自立の精神」が損なわれる事への防止策であり、とくに子供たちには、自立復興の精神を様々なトレーニングを通して指導する事が大きな特徴と言える。
 WWY食事支援の特徴は、一般的に海外NGOからの支援は自国メディアを意識した報道効率の高い地域や人々を対象とする傾向にあり、このプロジェクトではそういった対象から見過ごされがちな弱者への食事支援などを行なう。
 これらの支援プロジェクトは7月1日から震災発生1年後まで行なわれる。
来年4月には活動体制を再検討、現状にあった柔軟性のある活動を再計画する事にしている。


オープニングは子供たちが中心で

発足式祝賀会に集まった人々

このプロジェクトの発足にあたり基本支援財源となった亜範日本館総本部の他にデンバー市内で「寿司伝」「居酒屋でん」「OTOTO」を経営されている木崎ご夫妻より子供支援活動に必要な支援金の寄付があった。
 また日本の合気道小林道場(www.kobayashi-dojo.com/ )からも義援金を戴き、これは小林道場総師範小林保雄先生の呼びかけで指導部や全国の門下生が賛同したものである。6月1日、デンバーに立ち寄られた小林総師範より直接委託された。


小林総師範より義援金を預かる本間館長

同じく、Dr.ミノル安井 Inn of courtからも活動義援金を御預かりいたしました。そのほか多くの日本館有志の方々も義援金が届けられた。
    
全ての寄金に関する情報は情報希望者確認の上で開示する。また今後の活動状況は日本館HPによって発表される。

本間館長報告
 

7月4日(発生70日)  WWYプロジェクト テーシャツ配布



早朝のランニングの後 合気体操をするWWYキッド

第一次トレーニンググループの子供80人余りにWWYロゴ入りテーシャツを配布した。このグループは現在も基地内に避難している家族の子供たちですでに30日間のトレーニングやボランテア活動をしている。
 
子供たちで出来る事は子供たちで

グルン准尉 報告
7月8日(発生74日) 震源山岳部落食事支援

 震源地域であり5000人余りが犠牲になったカトマンズ市内から北西に90km 余りのSindhupalchok地区をWWYプロジェクトの食事支援チームが訪問、食事提供をした。


グルン准尉 報告
7月22日(発生102日)WWY食事支援報告

カトマンズ市内3ヶ所の孤児院を訪問、計150食の食事支援をした。


訪れた孤児院にて


グルン准尉 報告
8月15日(発生126日)WWY子供プロジェクト活発に活動

子供プロジェクトはネパール陸軍レインジャー部隊WO2グルンをリーダーに亜範活動賛同隊員の献身的な努力で順調に進んでいる。このプロジェクトは単に子供たちのためだけではなく精神的に落ち込んだ大人たちへの強いメッセージとなるほか、ネパール陸軍と一般市民との相互理解構築ともなる。
子供たちは基礎体力訓練、合気道稽古、社会奉仕、非常事対応法など様々な訓練を行っている。





グルン准尉 報告
9月3日(発生145日) 食事支援 孤独老人施設

WWY食事支援として寺院付属の養老院において250人の食事支援を行なった。撮影が限られており数枚となった。
 

グルン准尉 報告
9月6日(発生168日)WWY子供プロジェクトラジオ体操プログラム

 いつでも、何処でも、誰でも気軽にできる体操として日本のラジオ体操を練習していた子供たちは毎日の行動日課となりつつある。
本来ラジオ体操は90年前に米国の生命保険会社が考案したもので日本では国民体操として町内、学校、職場などで広く現在も行なわれている。
    

グルン准尉 報告
9月11日(発生173日) WWYユース 応急手当法トレーニング

レインジャー部隊員による応急手当の体験トレーニングを行なった。トリアージなど災害時に冷静に対応できる為のトレーニングで、大人や救援の来るまでの基礎知識を体験した。
 

グルン准尉 報告
9月12日(発生174日) WWY食事支援   200食支援
 
 カトマンズ市内の孤児院3ヶ所において200食の食事支援を行なった。


グルン准尉報告


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ネパール陸軍軍用犬部隊に道場用マット50枚寄贈
  平成27年9月12日

 

山岳救助などに古い伝統を持つ軍用犬部隊員の合気道訓練室内稽古用マットが本間館長から寄贈されました。今年の地震ではこれまであまり市民には知られていなかった軍用犬が救助犬としても重要な活躍をし脚光を浴びました。
「犬たちにはマットはご褒美にならないけど、良くトレーニングした隊員たちへの褒美です」と本間館長の言葉。有り難うございました。

グルン准尉報告                         

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ネパールダウンシンドロノーム協会に道場用マット50枚寄贈
  平成27年8月10日

 


貴方のダンスは世界一(写真掲載許可を得ています)

亜範日本館総本部が支援をしているネパールダウンシンドロノーム協会(DSSN)施設にかねてからの希望のあった道場用マット50枚を亜範日本館総本部から寄贈しました。
 本間館長の世界を廻っての講習会では指導報酬は原則受け取らず、全ては現地の支援を必要とする施設に寄付されます。また途上国などの道場訪問の時は、訪問地の施設支援をかねて訪問しています。これまで、孤児院、身体障害者社会自立施設など様々な施設に支援をしてきました。ダウンシンドロノーム施設はネパール以前にはイタリア、チェコ、メキシコなどを支援しました。DSSNはネパール唯一の民間運営の施設で亜範ネパールレインジャー有志が様々な面で支援しています。
 非常にアクティブな子供たちはフロアーでの転倒などもあり、かねてから危険防止のためマットを敷くことを希望しておりました。
                   

施設に運び込まれるマット

亜範日本館総本部副会長
インターナショナルコーデネーター
エミリー ブッシュ先生 報告

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本間館長、タイ、ベトナム訪問    
  平成27年7月1日〜6日
 

*タイ ビレイハウス

亜範日本館支援施設ビレイハウスを定例訪問、生活環境や入所生徒の健康、教育状況を観察しました。またタピオカ栽培の状況も視察。運営は健全である事を確認しました。亜範の支援はたんい経済的支援ではなく自立運営への支援であり農場などの運営はその大きな一歩であると思います。


広大なタピオカ農園と子供たち

*ベトナム

 委託取材のためベトナムのフエ(HUE)、ダナン(DA NANG)、ホイアン(HOI AN)を訪問しました。
委託取材のため、全ては報告できませんが取材概要のみ書きましょう。
 ダナンから幹線道路を南に40分ほど、右に折れて10分余りにハミ村があります。この村はベトナム戦争中であった1968年2月25日、米軍に参戦した某国の軍隊によって非武装の民間人135人が虐殺された村です。慰霊廟に続く道は訪れる人もなく一本の轍のみ、雑草を刈る老人に表情はなく、周囲を伺いながら語られる証言は悲惨をはるかに越えるものでした。


草生い茂る虐殺の地


目印はベトナム語で

慰霊廟前にて

 更に幹線道路に戻り一時間余、世界遺産ホイアン市へ、ベトナムでも有数の観光地であるこの町には17世紀始め頃に作られた「日本橋」が今も残り、当時1000人余りの日本人が住んでいたと言う事でした。橋は中国商人、日本商人などが協力して架けたもので中央には小さなお寺があり、海運の安全を祈ると供に、両国のトラブルが発生したときにはこの寺で交渉が行われたと残っている。当時、日本人と中国人が話し合いの上で互に利益を上げ、そしてその歴史が現在も残り現地の人々に潤いを与えている。余りにも極端すぎるハミ村とホイアン市。


ブーゲンビリアの咲き乱れる古い町並み


今も残る日本橋

橋中央の寺院

過ぎた事をとやかく言うより新しい事を考えて生きていくのがベトナム人」そう語ってくれた友人の言葉が何となくむなしく聞こえました。
 
 なお現地の教職員退職者を中心にボランテア活動をする団体との交流があり、枯葉剤後遺症の方々への活動の模様が見学できました。

本間館長 報告 

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本間館長  合気道貢献者を偲ぶ会出席  
  平成27年4月29日





窓越しにほろ酔いの合気神社参拝者が見えるなか凛として行なわれた合気道貢献者を偲ぶ会 

ネパール地震の支援調査でネパールに向かっていた私は医薬品の受け取りのため日本に立ち寄り、岩間で開かれていた「合気道発展貢献者を偲ぶ会」に参列、亡くなられた多くの合気道諸師範の功績に敬意を表しました。


直会では亡くなられた開祖の直弟子師範の方々に直会の御霊膳の席が用意されていた。

 偲ぶ会は合気神社大祭と同じ日に合気道茨城道場、合気神社と隣接する故斉藤守弘合気会九段のご自宅のあった伝統岩間流神信合気修練会道場でご子息斉藤仁平先生が主宰して毎年行なわれています。
 合気会が毎年執り行なう合気神社大祭は開祖を神格化し、その神殿で二代目三代目が演武、地位と権威を明確化させる行事でしかなく、過去において合気道発展に尽くした諸師範の顕彰は疎かにされています。果たして「合気道は愛なり」と残した開祖のご遺志に沿った行為なのか疑問を感じることがあります。
                      
平成27年5月12日記
日本館館長  本間学

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日本館総本部米国内活動報告
交流使節日本館訪問 
  平成27年8月18日〜24日





デンバー市庁舎前での一行

以前から人的交流のあった秋田県東成瀬村から佐々木哲男村長一行7名がデンバー亜範日本館総本部を訪問しました。25年ほど前に日本館側の移転建築などの都合で中断していた相互交流を再開するための視察でとくに高校生の研修訪問プログラムの再開を目的としています。今回は実際に三名の高校生が訪デンしホームステイを体験しました。
 一向はデンバー市議会や裁判所、デンバー市観光局、小学校、老人福祉施設など多方面を訪問したほか、佐々木村長夫人による茶道や押し花アート、草履作りのデモンストレーションなど積極的な日程をこなしました。


食事支援に参加の佐々木村長

老人ホームでの茶道実演


写真手前、食事支援でジャガ芋の皮をむくの佐々木村長

日本館を訪れていたデンバー補習校
(日本人、日系人の子弟が通う学校) の
子供たちの前で布草履制作の実演。






Dr.ミノル安井 Inn of court 定例パーティー      
  平成27年6月11日



 「Dr.ミノル安井Inn of court定例パーティー」が100名を越えるデンバーや近在の法律関係者が集まり、日本館総本部日本庭園で開かれました。今年で11年目となります。
 Dr.ミノル安井Inn of courtは1996年に本間館長にコミュ二テー ボランテア賞を授与しているほか、これまで毎年亜範日本館に様々な支援を続けてくれています。今年はネパール震災支援としてWWYプロジェクトに寄付がありました。
 今年の異常気象はこの会にも容赦なく、激しい雨となりましたが事前対策として今年はバフェスタイルから幕の内弁当に変えていたため、バフェに並ぶ時間が節約され、会員同士がほぼ同時にテーブルに着く事ができ、交流も深まり大変充実した日本の諺「雨降って地固まる」通り、皆様大変お楽しみのご様子でした。
 この会を毎年ご紹介下さるケリー羽田判事は日本館の様々な企画の理解者として支援いただいております。心から感謝申し上げます。

編集部―Inn of court: 
ミノルヤスイ法律機関ははコロラドに在る6つの法律機関の一つです。1996年に設立され、判事、弁護士、法学生の150人のメンバーからなっています。
機関理念は司法機関として法の高潔な道徳性を保ち、新しい弁護士を育てることです。

日本館総本部亜範インターナショナルデレクター
NPO日本館副会長
エミリー,ブッシュ 記
      
写真は掲載を控えます。

 



24年続く春の勤労奉仕        
  平成27年6月13日




今回参加の皆さん

天候不順のデンバーの春、今年も春の勤労奉仕を行ないました。この活動はすでに24年目を数え、始めた頃は日本館独自の奉仕活動でしたが現在はデンバー市民の活動に発展しました。「コミニティーと一体となった道場」を実践する活動の一つです。


雑木整理

落書き消し


モウチ配り


日本館長老たち

今回はコロラド陸軍ナショナルガード基地に隣接する公園の樹木への追肥や雑木の伐採、落書きを消す為のペンキ塗りなどをしました。日本館の長い経験は機動力となり予定以上の仕事を完了しました。参加した日本館生、家族友人の方々ご苦労様でした。
 




路上生活者食事支援       
 平成27年7−8−9月度報告




25年間ほとんど毎月、食事の列に並ぶ人たちと接してきた。一回で250食から350食程度、テーシャツを脱いだり、帽子をかぶったり、「さっきのは弟だ」とか「来月の分」とか云って二度列に並ぶ人がいるので正確な人数は解らないために食事を提供した数を記録している。
 始めた頃の20年以上前と現在では列に並ぶ人々も随分変った。派手な装飾品を見につけ、高級な自転車に乗り、一流ブランドのスニーカーを履き、イヤホーンを着けたまま身体を揺すって無造作に食事を受け取っていく者から、盲人用の杖を頼りやってきて丁寧に感謝して受け取る50代と思われる常連もいる。
 非常に難しいのは「何処までの人が支援を受ける事が出来るか」である。非常に極端な例として「お前たちが食事を与えるから自立できないのだ」とかひどいのでは「本来は餓死して当然の連中」という意見を私は幾度も聞いている。
実際、食事提供中の我々に「なぜこんな人に」と思えるような行為をする人も少なくない。しかし300人余りの、ときには前夜から待っている人々のなかに10人でも良いから「空腹を満たし満足感を持ち神仏に感謝する素直な気持ち」にひと時なれた人が存在したらそれで私は大満足なのである。
 現在の提供場所であるElizabeth’s of Hungaryと言う教会の路地裏に並ぶ方々は狭い道路に車が食事を運んで行くと最近では手を叩いて迎えてくれたり、寝そべっている仲間を起こして道を開けてくれる者までいる。そして帰る時には手を振ってくれる。満足する10人がやがて50人となり100人となりーー。時間は掛かるが非常に些細な彼らの変化を見逃さないように自立の基本支援である「食事の提供」を続けている。
 
ホームレス諸君に呼びかけます。(このHPは英語版を日本語訳にしています) 
 最近の皆さんはスマートフォンなどで素早い情報を持っている事は確認しているのでお話します。あなたのチョイスに関わらず時として人生はどん底に落ちてしまうときがあります。我々はそんな貴方に高給な仕事も幸せな家庭生活も与える事はできません。出来るのは月一回食事を楽しんでもらう事です。一部の平和に暮らす人たちが我々の支援に対して否定的な発言をしているなかでも我々は続けているのです。しかしそれ以上の皆様が私に賛同し協力してくれている事も忘れて欲しくはないのです。支援者が恐怖を感じる行為だけはしないで下さい。
 教会の路地裏は、どん底の者、悩む者、逃れる者、疲れた者など様々な人間が集まり、一片のパンを分け合っている場所です。お互いに穏やかなひと時を過しましょう。
 最後にお願いです。食べた後の容器は近くのゴミ箱に棄てる様に、植木は踏まないように仲間達に伝えて下さい。


常連奉仕者のデンバー市会議員デビ.オルテガ女史
エミリー .ブッシュ日本館副会長

食事運搬車両到着


日本からの交流団の方々も参加して

亜範日本館
館長本間 学

これまでの支援記録

     2015年 4月19日  252食
           5月17日  258食
           6月21日  225食
           7月19日  297食
           8月23日  307食
           9月20日  272食

     1991年開始からこれまでの総合計7万8千153食






各国亜範日本館コーデネイターからの活動報告
■亜範日本館ネパールレインジャーより




*K−1部隊基本稽古   9月12日報告

日本館総本部から寄贈を受けたマットを敷いた道場での基本稽古が始りました。

*山岳駐屯地合気道訓練   8月28日報告

地震災害の救助、復興支援の非常時体制が解除され通常の訓練が始っています。
訓練はそれぞれの小さな駐屯地でも展開されています。写真は4級のテスト風景です。


*憲兵隊基本稽古   8月20日報告

早朝6時30分より10時まで3ヶ月間の集中訓練



*先生感謝の日    7月31日報告 

今日はGuru Purnima(先生感謝の日)の日のお祭りです。WWYユースプログラムでも本間館長など部隊の指導者に子供たちから感謝のお祈りがされました。
お祝いのケーキに子供たちも喜びました。



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トルコ イズミル亜範日本館より        
  8月22日報告




非常にショッキングなニュースを送らなくてはなりません。イズミル市内や郊外はこれまでの地中海に面した風光明媚な都市ではなくなりました。
ニュースで世界中を駆け回る、シリア難民問題。
 私の国トルコには人口の30%余りのシリア難民が溢れています。とくに私の町イズミルはギリシャの島々に渡ってからユーロ圏に密航しようとする難民たちで溢れています。難民による犯罪が増加し、また密航斡旋業者の暗躍など環境が乱れ大きな社会問題になり、市民の生活権すら脅かされ始めています。
 発端は人道支援で受け入れた難民も其の道徳感の欠如から大きな混乱を起こし結局は「難民拒否」の風潮になっています。
 今後この問題は人道的ファンタジーでは済まされない大きな国際問題となる事でしょう。イズミル亜範は本間館長の訪問視察を持って何らかの行動を起こしたいと思います。

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■亜範日本館タイ(ビレイハウス)より




*カボチャの収穫   8月15日報告


皆で収穫 後方はタピオカ畑

トラックに詰まれるカボチャ


生徒も収穫を喜ぶ

順調に育つタピオカ栽培地の余地に植えた野菜の収穫が始りました。とくにカボチャは大豊作で写真のようにトラック一台分を収穫しました。施設の自立運営に向かって皆で努力しています。 
 
*タピオカ順調に育つ     6月28日報告

19ヘクタールにタピオカが植えつけられ、ビレイハウスの全員で手入れをしています。作業は朝早くか夕方の涼しくなった一時間だけです。
この写真では帽子をかぶっていなかったので、本間館長から直ぐに連絡があり、以後、帽子を購入し休息用の日陰を作り、作業は一日一時間だけとの指示を守っています。 (亜範本部より)
  ビレイハウスの自立運営の為の農園ですが、子供たちは学業優先であり掲載されているこの写真は、勤労奉仕時の写真です。通常は大人の信者、協力者などが奉仕しています。



*新しい制服で       5月26日報告

本間館長、新しい制服を着て皆で記念写真を撮りましたので送ります。有り難うございました。




*ビレイハウス 大農場 タピオカ栽培始る  5月10日報告 



ビレイハウスの19ヘクタール(約9万坪)の開墾農地で始ったタピオカ栽培は、その広大さからビレイハウス生徒、信者、協賛者など全員が30日余りかけて作付けを終えました。開墾後初めての植え付けであり土壌整備に多くの時間を要しました。本間館長が訪れ作業を激励してくれました。また、開墾や苗木の購入などの費用を支援していただきました。ビレイハウスの自立運営のため頑張りたいと思います。本間館長や亜範関係者の皆様に神の祝福がある事をお祈りします。
                       
タイ国ビレイハウス
ビレイ牧師

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亜範日本館ミンドナオ フィリピン




*バジャウ族子供支援       6月14日報告

亜範日本館が資金援助して開いた海漂民族「バジャウ族教育センター」で入進学祝いがありました。数日前にはペンキが塗り替えられ、新しくなったセンターには多くの子供たちが集まりました。この子供たちには戸籍などが無く、公立学校には行っていないため、亜範日本館ミンドナオのコーディネイターであり、亜範日本館総本部内弟子成就のアバ.ヤンチャ先生を中心とする道場生徒有志が毎週日曜日に教育クラスを開いています。この日は寄付のあった文房具を子供達に配りました。


日曜学校を開く


今回参加の亜範ミンドナオの皆さん

ペンキ塗り


バジャウの子供たち

文房具を配る亜範ミンドナオ有志


*道場整備        5月21日報告 

本間館長おめでとうございます。誕生日を記念して、館長の支援を受けて開いた道場のペンキ塗りをしました。


道場のペンキ塗りをする門下生


*マングローブ植樹      4月14日〜15日報告

3年と4ヶ月前、イリガン地域を襲った台風はBAYUG島で多くの人々の命を奪いました。その慰霊をこめて、海岸の掃除とマングローブの苗木3000余を植えました。






*食事支援       4月15日報告

フィリピン女子刑務所の収監者に対する乳がん予防キャンペーンで亜範日本館ミンドナオ有志はイリガン市の収監施設でキャンペーンの一つとして食事支援をしました。 


合気道日本館総本部内弟子成就
総本部公認指導員 
ミンドナオ合気道日本館
マイケル.ガンバン 報告

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総本部ニュース
日本文化課外授業、小中学校日本館訪問 
  平成27年6−7−8月



最近の課外授業から感じ取る事の出来る、アメリカ、日本の現状を
 コラム「日本文化は中国、韓国を源とする キリギリスの宴」にまとめてあります。
こちらをご欄下さい。
 
亜範日本館
館長 本間 学





円心空手一行    
 平成27年5月28日〜31日



 今年も円心空手世界大会出席のため、円心空手総本部のあるデンバーに日本から13名(ファイター三名)が日本館総本部にやってきました。本間館長は過去に円心空手の修行中の内弟子さんたちと交流があり、其々が帰国後指導者となってお弟子さんや家族と一緒にやってきます。


日本からの一行と本間館長




内弟子ニュース




*内弟子紹介

土屋未来さん
  九州の出身の大学生、合気道小林道場推薦で4月から6月まで滞在、内弟子一週間目、前受身の練習中に袴を踏んで肩を痛め稽古止め、若さは怪我の回復も早く5日で復帰したが、張り切って始めての内弟子生活が見取り稽古で本当に辛かったと思うけど、その辛さが人間を大きくします。非常に積極的な「手の掛からない子」で、日本館の様々な仕事を手際よく手伝ってくれました。
ご苦労様でした。
土屋さんが路上生活者支援の感想を書いています。こちらをご覧下さい。

米国の真ん中でホームレス食事支援体験


食事支援の土屋さん

*2015夏期内弟子

ミケロ ザンレイ 

イタリア パロマ市

日本館内弟子成就9回生  日本館四段 合気会二段


松岡宏美

日本 東京 合気道小林道場推薦
   
日本館内弟子成就4回生  合気会三段


アトロウ 河合

ボリビア ラパス市
   
日本館内弟子成就3回生  日本館三段


ルカ ボセディ

イタリア ミラノ市
   
日本館内弟子成就4回生  日本館二段 合気会初段

マイケル ガンバン

フィリピン ミンドナオ
   
日本館内弟子成就2回生  日本館二段

祐二 コサカウスキー

米国 デンバー
   
日本館内弟子成就3回生  日本館二段

ジェフ マサンサン

米国 デンバー
   
日本館内弟子成就2回生  日本館二段

マット クリッカー

米国 デンバー
   
日本館内弟子成就2回生  日本館初段


中山文吾

日本 東京 合気道小林道場推薦  
   
日本館内弟子初学   合気会二級


オーステン コール 

米国 デンバー
   
日本館内弟子初学   日本館三級 





編修部より




 今年4月に発生したネパール地震、日本館総本部一行が3月に指導訪問した直後で総本部でも驚きがあった。それ以後亜範緊急活動に全力を挙げ、亜範プロジェクトの中でも優先的に支援にあたっている。復興には長い道のりが必要と思うが継続支援に努めて行きたい。
発生から7月中旬までの亜範の支援活動ドキュメントビデオがありますのでご欄下さい。

 





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