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■メキシコ小児癌治療滞在施設支援基金募集合気道講習会
 平成15年11月7日〜11日


 

この笑顔が最高のベネフィット
閉会式に参加した子供達とDr. 田中御夫妻

日本館AHANプロジェクト、メキシコ武産合気道場(フラナンド ロマン 道場長)主催の「メキシコ小児癌治療滞在施設支援基金募集講習会」がメキシコシティー市内にあるモンテレイ工科大学体育館で行なわれました。  


フラナンド ロマン先生

ロシオ アグエロ先生

この講習会は「新しい合気道の流れ」を考える上で大変ユニークなもので、こう云った講習会はメキシコ合気道始って以来のことであり、次ぎの様な大きな特徴がありました。

1) 大きな団体に属さない独立道場の主催であった事。
2) 参加者の多くも独立道場の指導者と其の生徒であった事。
3) 会の目的が社会性の有るものであった事。
4) 合気道の社会的信頼を高めた事。
5) 異なった合気道関係者相互の交流を深めた事。 などでしょう。

講習会は大人が100余名、青少年が30余名参加、オープニングは来賓の挨拶のあと、メキシコ伝統舞踊から、というメキシコらしい陽気なムードで始まりました。3日間、8クラスの講習会は本間館長の積極的な指導で多くの参加者に感動を与えました。

子供達の民族ダンスでオープニング


参加者のQ&Aに応じる館長

足サバキを見せる為、袴を脱ぐ


子供達とも楽しく

閉会式には雅楽も

最終日にはメキシコ小児癌治療滞在施設、カサ-デ-ラ-アミス(www.casadelaamistad.org.mx.)創設者Dr. 田中、洋子御夫妻が子供達と訪れ、メキシコ武産合気道場のフラナンド先生から講習会収入の寄付目録、本間館長からは日本館AHANプロジェクトの寄付金がそれぞれ手渡されました。参加者には修了書が渡され、雅楽や伝統音楽などで寛ぎました。
この講習会に関する本間館長のコラムがあります。

カサ-デ-ラ-アミスタド創設者、Dr. 田中、施設の子供達、後方は夫人の洋子さん

講習会終了後の翌日、本間館長、エミリー・ブッシュAHAN会長はカサ-デ-ラ-アミスタド施設を訪問しスタッフの方々から施設や運営の説明を受け、今後の活動方針などを語り合いました。この訪問に関する詳細記事があります。
この講習会に協力くださいました多くの独立道場の皆様、講習会を企画し成功に納めたフラナンド先生、妻のロシオ先生、そして多くのスタッフの皆様、デンバー日本館から参加された門下生の皆様、有難う、そしてお疲れ様でした。   
尚、メキシコ武産合気道は、AHAN認定団体として今後日本館と連携を持って活動を続けていく事になりました。


この講習会でスタッフとして大活躍
 左からウイマーさん、ホセ夫人、ホセさん

※このプロジェクトはAHANプロジェクトの主旨に沿うものであり、本間館長同行スタッフ3名の一切の交通、滞在経費はAHANから支出、指導料などは全額主催者に還元しました。
S.Y訳



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