ニュース&イベントレポート◆◆  
 

 
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亜範日本館総本部国内活動報告
■グッドサプライズ、本間館長
*EVERYDAY ヒーロー2010年
*2010年ベストデザイン市長賞
*2010年ボランティアアワード受賞

■路上生活者食事支援
■アニース大尉 食事支援参加

亜範日本館総本部海外活動報告
本間館長秋季海外訪問
■ミヤンマー亜範教育センター訪問
■ミンドナオ亜範教育センター建設工事現場訪問
■韓国訪問
■日本帰国

合気道日本館総本部海外講習会報告
■フィリピン、ミンドナオ島イリガン市指導
*ミンドナオ州立大学合気道授業指導、演武
*イリガン聾唖者支援施設合気道指導
*ミンドナオ合気道日本館指導


海外亜範日本館支部活動報告
■ミヤンマー亜範教育センター便り
■トルコ、イズミル亜範活動報告
■ネパール陸軍レインジャー部隊活動報告
■バングラデッシュ亜範活動報告

日本館総本部ニュース
■秋の奉仕作業
■道場ハローウィンパーティー
■日本館シニア門下生「マッチョ、ガーデンパーティー」
■総本部ユースプログラム昇級発表会
■日本館総本部初心者専用ホームページ工事中

内弟子便り
■「300人分のカレーぜよ」
■ミケロ君(イタリア)のサヨナラ稽古

■バヌさん内弟子体験記
■何でもチャレンジ

編集部より






亜範日本館総本部国内活動報告
グッドサプライズ、本間館長



「National Philanthropy Day」の表彰式における
左からケリー前日本館会長、三井在デンバー領事館領事、本間館長、
久保在デンバー領事館総領事,和子夫人、ブランケンシップ日本館顧問

日本館や本間館長にとって2010年は多くの賞を戴いた年に。この年還暦となった館長は「歳をとったら皆さん評価してくれて本当に有りがたいけど、日本館の多くの人々の長い支援の結晶が実を結んだのです。多くの皆様に感謝します」と,喜びを語りました。     

報告  日本館副会長エミリーブッシュ

*EVERYDAY ヒーロー2010年  
  平成22年8月15日


突然の取材を受ける本間館長

 20年間の路上生活者食事支援活動を評価されて本間日本館館長はコロラド地方局のチャンネル7の「EVERYDAY ヒーロー2010」に選ばれ取材を受け、9月第一週にスポット番組として毎日紹介されました。レストランで仕事中に突撃取材を受けた館長「イヤービックリしたよ。でもみんなの努力が評価されて良かったね」と一言。取材は食事支援中のデンバーレスキューミッションでも行なわれました。
チャンネル7放映映像はコチラをご覧下さい。
http://www.thedenverchannel.com/video/24908783/index.html

*2010年ベストデザイン市長賞    
  平成22年11月10日

 日本館総本部の施設とくにレストランインテリア、日本庭園などのデザインが評価されデンバー市長よりベストデザイン賞を戴きました。
 この賞に関して本間館長がDOMOレストランHPに書いた記事があります。
コチラをご覧下さい。

■2010年メイヤーズ デザイナー大賞を戴いて

*2010年ボランティアアワード受賞 
  平成22年11月12日


 コロラド州政府や人権、教育、医療などの支援組織、支援財団が主催する歴史ある 「National Philanthropy Day」で本間館長は2010年のボランティアアワードを受賞しました。会場のハヤットホテルにはコロラド州の支援財団の代表者や慈善活動支援者、篤志家など千人余りがランチョン形式の表彰式に集まりました。  
 会場では本間館長の業績を紹介する映像が放映され館長自信も挨拶のスピーチ、コロラド州知事ビル,リター氏より、功績を州議会で承認した事を示す「議事録承認書Governor’s Proclamation」を受けました。

 

映像はこちらをご覧下さい。

http://www.nippon-kan.org/dojo_news/10/sept-dec/volunteer.swf

 この式には在デンバー日本国総領事館の久保和朗総領事ご夫妻、三井領事もご同席くださいました。
 本間館長は挨拶の中で「私たち日本人はいつもコミ二テーの一人として何が出来るのかを考えている」と述べた上でデンバーにおける総領事館の存在はこのような支援活動の支えとなっている事への感謝を述べました。
                    
日本館総本部副会長  ブッシュ記




路上生活者食事支援   
  平成22年9・10・11・12月度



朝稽古後下拵えをする生徒の皆さん

今年も多くのボランテアの協力で食事支援活動を継続できました。2010年はこの活動支援のため総勢400名余りが参加しました。今年は支援開始から20年6万食を達成した年でもあり、デンバー市やコロラド州の様々な団体からその功績を高く評価いただきました。また在デンバー日本国総領事館の久保総領事ご夫妻、三井領事なども積極的にこの活動を支えてくれました。心から感謝申し上げます。
                         
日本館 館長 本間 記

平成22年9月度――300食
平成22年10月度――325食
平成22年11月度――295食
平成22年12月度――285食
 
1991年1月に食事サービス開始以来の合計61,834食






アニース大尉 食事支援参加
  平成22年9月19日



稽古中のアニース大尉

米国陸軍での特殊訓練参加のため四月より米国滞在していたネパール陸軍合気道のリーダー、アニースネパール陸軍特殊部隊大尉が訓練を終えて日本館に滞在、稽古のほか9月の食事支援にも参加しました。お疲れ様でした。


食事支援に参加




亜範日本館総本部海外活動報告

本間館長秋季海外訪問

■ミヤンマー亜範教育センター訪問
  平成22年10月2日〜6日
 


八月に新校舎を購入移転し活動を始めた「ミヤンマー亜範教育センター」の更なる増改築、機材の整備点検のため本間館長、コンピューターの専門家であるロジヤーフェィラー氏がヤンゴンを訪問しました。


グループ学習の明るい女子学生たち



教育器材などを点検するロジャーさん

寮の安全のため消火器などの扱いを教師達に指導

センターではすでにプログラムが開かれ40人余りの生徒が学習し遠方からの生徒はセンターに宿泊して勉強をしています。ミヤンマーは多くの民族から構成され、その一本化の源となるのは公平な教育という観点から、より多くの民族の子供たちに高等教育のチャンスをあたえ国策に沿ったミヤンマー建設の礎となる青少年を育成する事を目的に私たちスタッフ一同頑張っています。



子供たちと、本間館長、ロジャーさん


また本間館長はヤダナポン寺院の孤児院を訪問、支援米、医薬品、日常品などを贈りました。ヤダナポン寺院にはこれまで毎月2年間支援米を贈っています
                      
亜範ミヤンマーコーデネイター
ニイラ 報告


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ミンドナオ亜範教育センター建設工事現場訪問
  平成22年10月7〜12日
 

すでに基礎工事が進んでいたフィリピン、ミンダナオ島イリガン市に建設中の亜範日本館総本部「亜範教育センター開設プロジェクト」の一つ、ミンドナオ亜範教育センターの本格工事指揮のため本間館長、そして日本館内弟子修行を終えたシアン君(トルコ)末長君(日本)の三名がイリガン市を訪問しました。


セメントを運ぶ生徒たち



雨の中、作業は深夜に及ぶ



セメントを混ぜる本間館長


一行は到着後ただちに資材の購入や現場での作業など現地の門下生たちともに汗を流しました。現地は午後に雨になる季節、しかし米国より用意していった大型シートで覆い、雨の中突貫工事で頑張りました。
 限られた建築機材のなかで人力による作業、砂やコンクリートを担ぐ門下生、自らスコップでセメントを練るミンドナオ亜範コーデネイターのアバ ヤンチャ先生、20人余りの調理を担当するスタッフたち。本間館長は私達に「このチームワーク、努力の姿にこそセンター建築の意義がある。完成するセンターはその産物でしかない」と話されました。


アバさんも先頭に立って働く



道場門下生の皆さんと



食事担当班も大活躍


 訪問した一行はミンドナオ亜範が定期に支援しているバジャウ族の方々への食事支援サービスにも参加、200人余りの方々に食事を提供しました。支援の様子はコチラの映像をご覧下さい。 
http://www.nippon-kan.org/dojo_news/10/sept-dec/bajao2.swf




バジャオの食事を作るアバさん



食事サービスに押しかけるバジャオの人々



稽古着縫製用にミシンを寄付したシアン君
停電が多いため足踏みが便利



 亜範日本館総本部からは工事費用一切の支援を受け、トルコから支援に参加した私、シアンからは稽古着縫製用としてミシンや稽古着用布地を寄付いたしました。平成23年2月の開校を予定しています。  
                    
現地同行 トルコ亜範 シアン報告


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韓国訪問          
  平成22年10月14日〜15日


再会記念に皆さんと。顧問師範に敬意を表して前列中央を空ける


タイの合気道家有志と「タイ亜範教育センター」の開設準備を打ち合わせた後、日本館総本部施設内にあるDOMO日本食レストランの食器などの購入のため韓国に立ち寄り、大韓合気道会の会長ユン先生のソウル道場を訪問、稽古をさせて戴きました。以前の訪問で知り合った多くの合気道家と親しく再会する事が出来ました。ユン先生はデンバー、メキシコ、ネパールなどの指導にご招待した時があり、道場組織の所属は異なっても親交を賜っております。今回も韓国各地からわざわざ集まってくれた方もおられました。ユン先生奥様のお人柄に感謝申し上げます。
                             
館長 本間 記

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日本帰国           
  平成22年10月16〜18日
 


小林師範の飛び入りに感激

日本に立ち寄った本間館長は日本館総本部でこの夏に内弟子体験をした人々の歓迎会に。会には偶然近くで会合をしていた合気道小林道場の小林保雄道場長も飛び入り、賑やかな会となりました。小林師範の指の太さに驚いた本間館長、手の平を合わせてパチリ。「デンバーに指導にお出で願ったときに師範の足の太さにビックリしてお許しを戴いて写真を撮ったときがあります。この足が世界に有名な師範の座り技を成していると驚いた時があるけど、この写真も貴重だね」とニッコリ。しかし本間館長、小林師範をお見送りしてからの二次会などは「俺、ぜーーんぜん覚えてない」との事。                        
                               
報告 宍倉


本間館長と足を比べる。2008年デンバーにて

指の太さに驚く。今年10月

編集部

本間館長の足の太さは評判、その本間館長の足と比べた座り技の天才小林師範の足、「昔、山手線の駅を一つ兎跳びをした」というお話に頷ける足です。

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合気道日本館総本部海外講習会報告
フィリピン、ミンドナオ島イリガン市指導 
  平成22年10月7日〜12日

 


稽古は履物をそろえる事から。道場マナーは総本部仕込み

ミンドナオ亜範教育センター建設工事現場訪問でフィリピン、ミンドナオ島のイリガン市を訪問した本間館長一行は現地合気道クラスの指導をしました。

*ミンドナオ州立大学合気道授業指導、演武


演武会場のMSU大学前で、左からサイダミン君、末永君、本間館長、アバ先生、シアン君

教育学部の正規授業となっている合気道は学生たちの間で大変ポピュラーなクラスで格闘第一主義の空手、拳法、テッコン道などとは異なったトレンドを求める学生が稽古しています。
本間館長演武の映像はコチラをご覧下さい。

http://www.nippon-kan.org/dojo_news/10/sept-dec/senseidemo.swf

映像―大学デモ


*イリガン聾唖者支援施設合気道指導


生徒の皆さんと

アバ,ヤンチャ先生(ミンドナオ亜範コーデネイター)が支援指導するこのクラスは週二回行なわれています。手話と体の表現でしか指導の難しいこのクラスはアバ先生の手話と多くのボランティアによって続けられています。
 指導した本間館長は「口での説明は難しく、生徒たちは指導者の動きや内面的表現を機敏に写し取るため油断の出来ない緊張感がありとても勉強になりました」ヤンチャ先生、ボランティアの皆さん、今後も頑張って下さい。
                    
現地同行トルコ亜範  
シアン報告


*ミンドナオ合気道日本館指導


アバ道場門下生の方々と

この季節は夕方に強い雨の降るミンドナオ、夕方の稽古中も外は大雨、停電も日常茶飯事。しかし生徒たちはまったく動じる事も無く黙々と稽古。停電になっても動きを止めることなく暗闇の中で稽古続行、あわてて懐中電灯を探す我々の方がいささか恥ずかしい限り。やがて道場内数箇所にローソクが灯され薄明るい道場はむしろ最高潮のムードに。僅かの停電でTVニュースとなる我々の近代生活なるものに引け目を感じる。
                          
現地同行 末長 報告
  
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海外亜範日本館支部活動報告

ミヤンマー亜範教育センター便り 
  平成23年1月3日

 


教育センター前で

教室だけの教育ではなく積極的に外に出て歴史環境や自然に親しむ事も大切であるとの教育方針に沿って 亜範教育センターの生徒47人が課外活動としてヤンゴンの名跡めぐりをしました。このプログラムの資金支援をして下さった亜範米国本部に生徒一同より感謝申し上げます。


またヤダナポン寺院の男児孤児院に対する定期米支援も順調に継続しています。
 
ミヤンマー亜範コーデネイター
ニイラ.サン報告

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トルコ、イズミル亜範活動報告  
  平成22年11月10日 




60足の靴を積んでーーーー。

 日本館内弟子修了者で現在トルコのイズミル市で活動しているシアン君から活動報告が入っています。シアン君は奥様のメルダさんと一緒に様々な活動をしているほか、本間館長の助手として世界各国の指導遠征に同行しています。 
 「子供達への子供靴寄付プロジェクトは順調に進んでいます。寄付は始めに学校を選び、その中から靴の必要な子供たちを選びました。どの子供たちも支援が必要でどの子供にに寄付するか、とても悩みました。最終的に60人の子供たちに寄付しました。将来的にはもっと多くの子供たちに靴を寄付したいと思っています。活動を通して先生が「支援することは簡単なことではない」と以前おっしゃっていた事を身にしみて感じました。」


靴を履かせるシアン君

メルダさんと子供たち

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ネパール陸軍レインジャー部隊活動報告 
  平成22年第4四半期


ネパール陸軍レインジャー部隊合気道指導員のラジシ,ビスタ先生から活動報告が入っています。
*合気道の訓練はレインジャー部隊に限らず陸軍全軍に指導する方針が決定。
*陸軍の各部隊より40人の選抜隊員が合気道訓練に参加した。
*旅団長の支持により陸軍旅団の兵士をさらに数ヶ月間合気道訓練に就かせる
  
以上、軍規によって公開できる報告です。
                    
合気道日本館総本部公認指導員
ラジシ.ビスタ 報告

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バングラデッシュ亜範活動報告 
  平成22年10・11・12月度




届けられた学用品を開く教師たち

バングラデッシュの首都ダッカにあるダーマジカイスラム孤児院への定期米支援が順調に行なわれている事を報告いたします。
 また「亜範教育センター開設プロジェクト支援校」として完成した校舎では現在350名の女子生徒を収容しており、医薬品の支援が必要とされています。
 支援米の領収書です。



9月領収書



10月領収書



11月領収書



12月領収書

(クリックで拡大できます。)

バングラデッシュ亜範コーデネイター 
マジ.サカー報告

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日本館総本部ニュース
秋の奉仕作業              
  平成22年10月9日




毎年春と秋に行なわれ今年で19年目となったデンバー市内の公園等の作業奉仕、今秋はワシントンパークで行なわれ80名の参加がありました。
 デンバー公園局より「日本館アーミー」というニックネームを貰う日本館スタッフは持ち前のチームワーク、機動力で予定していた半分の時間で作業を終えました。このチームワークや機動力は試合の存在しない合気道独特の稽古の中から生まれるパワーであり、現代における武道修行はこういった面でのベネフィットの追求こそ大切であり、さらには日常の生活にもポジテブな影響を与えるものと思いました。
                   
2010年コーデネーター 
テラ報告





道場ハローウィンパーティー       
  平成22年10月30日




道場青年会と呼ばれる私たち中堅道場メンバーが中心となって道場主催ハローウィンパーテーが開かれました。館長より「貴方たち若い人が企画、主催するように」とのお話があり、スタッフが集まり準備を重ね100人余りが集まる盛大なパーテーになりました。仮装コンテストには館長が世界から集めた品々が景品として渡されました。

それぞれのアイデアで

後日、館長主催でスタッフの慰労会があり「今後、道場若手のチームワークを使い道場の運営の若返りを図って欲しい」との申し出があり、早速初心者専用の日本館HPを立ち上げその運営をする事になりました。2011年2月から運営されます。                

コーデネイター 
ベン報告   




■日本館シニア門下生「マッチョ、ガーデンパーティー」
平成22年12月16日





栄誉有るマッチョヘルメットはその年の最長老が。
今年はハインズさんが。

もうとっくに初雪の降ったデンバー。寒さが身に染みる日本館総本部の日本庭園、初老の男女、そして幾人かの若者がとっくに日の落ちた中でテーブルを並べて「真夏のパテオ」気取りでパーテー。米語スラングでマッチョとは「やせ我慢、あるいはツッパリ」の意味。そうです、日本館のシニア門下生たち恒例の年末の寒中マッチョパーテーです。あえて寒い外でやる事に初老武道家の面子があります。今回参加した最年長のハインズさんがシンボルの「牛の兜」をつけ会は多いに盛り上がりました。オー寒。
                        

日本館総本部書記長 
デビット.ゲラス報告




■総本部ユースプログラム昇級発表会   
平成22年12月18日





よそ見をする子、あくびをする子−−子供はそんなもの。

ノーエル、ジェフ、ロジャーの各指導員によって運営されている7歳から16歳までのユースプログラムは2010年飛躍的な門下生の増加を見る事が出来ました。現在80名余りの子供が登録されています。この陰にはノーエルキャンプ先生を中心とした熱心な指導スタッフの努力があります。


昇級免状を渡す、ノーエル,キャンプ先生と

この日は全員昇級の日、日本館では子供の昇級テストは行なわず、稽古日数や年齢などに応じて年二回昇級させています。「子供クラスの試験は道場経営上のお金集め、私が子供の頃は試験は無かった、昔は剣道や柔道の指導は非番の警察官や教師がボランテアで指導していたもの。どの子もお金の心配はしなくて良かった」という本間館長の言葉の通り日本館子供クラスの費用は一回の稽古が6ドル30セント余りという金額だけで、他のお金は一切徴収しない運営をしております。                         

日本館事務局 記




日本館総本部初心者専用ホームページ工事中



 初心者専用のHPを開設のため日本館の若手門下生を中心に作業が進められています。道場も歴史を持つようになると初心者レベルとシニアレベルに距離が生まれHPの内容にも影響してきます。現在のメデアコミニケーションは極めて即効性を求められ、また若い方々のニーズやトレンドも常に変化しています。そういった状況に対応すべく「初心者専用HP」が考えられました。日本館の活動をモット深く知りたい方のために、このHPからはこれまでのメインHPにリンクされます。現在はテンポラリーとしてメインHPからアクセスできます。
この新HPは2011年2月1日から稼動します。
アドレスはwww.aikidonippon-kan.org の予定です。




内弟子便り
「300人分のカレーぜよ」      
  平成22年8月17日





レスキューミッションで食事支援中の内弟子諸君

内弟子滞在中は月一回の食事サービスにも参加します。日曜朝の稽古終了後、下拵えなどを手伝い、午後5時にはシェルターで食事サービス、9時に日本館に戻り、調理器具などを洗って11時頃仕事を終えます。内弟子にとっては貴重な休養日の日曜日一日をこの奉仕作業に費やします。しかしこの経験は彼らの将来にとっては大変貴重な体験となる事でしょう。「内弟子諸君、生涯で300人分のカレーを作るなどまず無いだろう」とは館長激励の言葉。 


カレーを作る館長の手伝いをする内弟子

内弟子担当 
ジム報告





ミケロ君(イタリア)のサヨナラ稽古   
  平成22年11月9日




日本館総本部に四期間(一期3ヶ月)一年の内弟子修行を終えたイタリア出身のミケロ君が帰国する事になり総本部恒例の「サヨナラ稽古」がありました。100本受身のほか稽古着の腕につけているパッチを守る大乱闘もあります。パッチを守り通しボロボロの稽古着姿のミケロ君、なんと来年一月には又戻ってくるとか。すごい闘志です。               

内弟子担当 
ジム報告




バヌさん内弟子体験記
  平成22年9月29日





円心空手道場に出稽古、鋭い蹴りを放つバヌさん

日本館総本部で3回の内弟子経験の有るトルコのバヌさんの夏の内弟子体験記が届いております。バヌさんはトルコの首都アンカラで道場を開いています。

コチラをご覧下さい。(英文のみ)




何でもチャレンジ          
  平成22年12月厳冬の日




この二人の内弟子、日本の雪の降らない地域からの参加者。氷点下12度という雪の中、子供のように「ハイポーズ」。若いって事は素晴らしいのか無謀なのか。写真左は八木君、左は林君。八木君は現地デンバー大学大学院を卒業、帰国後就職先を決め3月までの二度目の内弟子、林君も二度目、見ていた館長が風邪を引いたのは笑い話。                      
編集部記 




編集部より




*秋の遠征指導から帰館した本間館長「相撲取りやフットボールの選手だってシーズンオフって云うのがあるよ、俺だってアスリート、おまけに60歳シニアシチズンだし」と云ってなぜかオフィスに入ったままの毎日。
ところが12月中頃になって突然オフィスシステムの改善、新HP の立ち上げ、指導部の改善、レストランの新メニューの作成などを発表。「改善は新しい事をするのではなく、振り返って必要の無い事を切り捨てる『断捨離』から始まる」これが日本館の来年2011年の至上命令となった。

*今年は表彰などが随分重なった。「新しく壁を作らなくては」との冗談も出るほど。しかし館長は「事実を評価されたのだから感動は余り無い」とサラリ。「これからも継続しよう」との一言。

*2009年まで2年間ユースプログラムの指導員であったトム デメン氏が12月31日病気のため亡くなりました。ご冥福をお祈りします。
日本館総本部では稽古始の道場内装飾の紅白の幕は掲げず喪に服しました。


お元気な頃のデメン氏

* この更新からAHANの表記が漢字で「亜範」と変わっています。
  AHANはAikido Humanitarian Active Networkの頭文字であると同時に「亜細亜の範と成し、亜細亜の範を世界に示す」との意味を持っております。
 アジア各地に展開を始めた「亜範教育センター開設プロジェクト」の開設主旨となっています。



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